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からだの不思議
今からでもからだを大切にしたいとの思いで
森 正敬先生(ハンドルネーム:げのむ様)に
お願いし、「げのむトーク」を連載いたします。
NO10
げのむトーク  活性酸素とビタミンC 

父: 今回はビタミンCの「抗酸化作用」だったね。
   ここで「生体酸化」について簡単に勉強しておこう。
   われわれは呼吸で「酸素」を吸い込んでいるけど、
   どこで使うか知ってる?

娘: 糖質などの栄養素を酸素を使って燃やす(酸化する)んだ。
   このときに「ATP(アデノシン三リン酸)」という生物の
   「エネルギー通貨」を作るんでしょう?

父: そのとおり。
   ATPはお金みたいなもので、これを使っていろいろな仕事をするんだ。
   では、この反応は細胞内のどこで起こるか知ってる?

娘: 「ミトコンドリア」だよね。ミトコンドリアは細胞の「エネルギー産生工場」
    または「発電所」って習ったよ。

父: いい先生だね。肺での呼吸を「外呼吸」と呼ぶのに対して、ミトコンドリアで
   酸素を使ってATPを作るのを「内呼吸」とも呼ぶ。
   呼吸を数分止めると命が危ないことから分か
るように、酸素はすごく大切だけど、
   有害な面もあるんだ。ミトコンドリアの内呼吸で、「活性酸素」
   と呼ばれる有害な物質が発生するんだ。細かくなるけど、
   スーパーオキシドや過酸化水素などが代表選手だ。

娘: 活性酸素はどんな悪いことをするの?

父: DNAやタンパク質や脂質など大切な物質を酸化して、
   傷をつけたり壊したりする。DNAに傷がつくと
   「がん」を引き起こすこともある。タンパク質や脂質が酸化されると、
   動脈硬化を起こしたりして、「生活習慣病」のリスクファクターとなる。
   がんの話は大切なので、そのうちにトークしよう。

娘: テレビで、活性酸素が「老化」と関係するって言っていたけど、ほんと?

父: 話題になっているけど、関係するという研究と関係しないという研究があって、
   まだはっきりしたことは分かっていない。

娘: ところで、「ビタミンC」はどう関係するの?

父: オマタセしました! 体には活性酸素を消去する仕組みがいくつかあるが、
   ビタミンCは大切な一つ。つまり、ビタミンCは動脈硬化やがんの
   リスクファクターを下げる効果があるのだ!

娘: わかった。ほかに、「色白・美肌」に興味があるのだけど、効果ある?

父: 活性酸素は「紫外線」によっても生じることが分かっているので、
   活性酸素による皮膚の荒れを防ぐ効果は期待できると思う。
   また、シミやそばかすの原因となる
   「メラニン色素」の合成を抑える効果も知られている。

娘: じゃあビタミンCはしっかりとることが大切ね。
   ビタミンCをとるときに、気をつけることはある?

父: ちょっと長くなったので、その話は次にしよう。



前田から見る阿蘇外輪山の山々
「ビタミンC」ってすごい力を
持っているのですね。
活性酸素は「紫外線」によって生じる事が
分かっている!
私って何にも知らないのですよね。
活性酸素は「紫外線」によって
生じるのですって、いつも畑へ出かけ
帽子が邪魔で、手袋も脱ぎ捨てて
紫外線いっぱい浴びてガマ出して(働く)
いたのに、肌の色が黒くなるくらい
すぐにまた元の肌に戻るよと
簡単に考えていました。
この様に文章で表現して頂くと
大学へ通い講義を受けているようで
覚えやすいですね。