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からだの不思議
今からでもからだを大切にしたいとの思いで
森 正敬先生(ハンドルネーム:げのむ様)に
お願いし、「げのむトーク」を連載いたします。
NO13
げのむトーク 

 ビタミンB1が欠乏すると脚気になる 

父: ビタミンCに引き続いて、やはり水溶性の「ビタミンB群」といこう。
   B群にはB1(チアミン)、B2(リボフラビン)、ナイアシン、
   パントテン酸、B6、ビオチン、葉酸、およびB12の8種類が含まれる。

娘: ビタミンB以外は1種類なのに、どうしてBだけが多くの種類があるの?

父: 実は、発見当初は1種類と思われたのだが、その後の研究で多くの物質から
   なる混合物であることが分かったんだ。面白いことに、B群の働きには
   共通点がある。いずれも、「酵素」の「補酵素」として働くんだ。
   酵素と補酵素は知ってる?

娘: 酵素はタンパク質で出来ていて、代謝を行う。
   補酵素は酵素の働きを助けるのでしょう?

父: そのとおり。有機化学の実験だと、酸やアルカリを加えたり、熱をかけたりと
   大変だけど、体の中では複雑ですごい反応が中性、37度という条件で
   スイスイ行われるのは、酵素のおかげだね。ビタミンB群は種類によって、
   そのまま補酵素として働くものもあるし、
   体内で活性化されて補酵素として働くものもある。

   それでは、「ビタミンB1」からはじめようか。B1の欠乏症は知ってる?

娘: 「脚気」と習ったんだけど、どんな病気?

父: 神経障害による下肢のしびれと、心不全による下肢のむくみが主な症状だ。
   脳症を起こすこともある。シニアの人は、ひざの腱反射が懐かしいな。
   健康診断で、ひざを叩いて、ひざ関節の伸展から末梢神経障害を調べたのだ。

娘: 脚気の面白い歴史の話を聞いたんだけど、忘れちゃった。

父: その話はちょっと長くなるので、次にしよう。

ビタミンBは多くの物質からなる、混合物で
出来ている、ビタミンB群ですって!
ビタミンB群の働きには共通点があって、
いずれも、「酵素」の「補酵素」として
働くんですね。酵素はタンパク質で出来ていて、
代謝を行う。補酵素は酵素の働きを助ける。
「酵素」と「補酵素」本当に不思議ですね。
私が生きていると言うことは
からだの中の不思議な世界でお互いを
助け合って、精密にそして複雑ですごい代謝が
絶えず続いているのですね。壊さないように、
先生のお話を頭の隅に詰め込みましょう、
先生、ありがとうございます。