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からだの不思議
今からでもからだを大切にしたいとの思いで
森 正敬先生(ハンドルネーム:げのむ様)に
お願いし、「げのむトーク」を連載いたします。
NO20
げのむトーク 

        腎臓の病気  


 娘: 腎臓の病気にはどんな病気があるの?

 父: たくさんあって、説明するのはなかなか難しいが、やってみよう。
    代表的な病気は「糸球体腎炎」と「ネフローゼ症候群」と「糖尿病性腎症」かな。

 娘: 糸球体腎炎は、名前からすると、糸球体でのろ過が障害されるのでしょう?

 父: そのとおり。急性糸球体腎炎と慢性糸球体腎炎があるが、
    「急性糸球体腎炎」のほうは小児に多い。「溶血性連鎖球菌(溶連菌)」と
    よばれる細菌による風邪症状(上気道炎)のあとに、糸球体に炎症を起こす。
    ろ過装置が壊れるので「血尿」がみられ、ろ過が障害されるので
    「浮腫(むくみ)」と「高血圧」が起こる。一方、「慢性糸球体腎」は、
    糸球体傷害のために「血尿」と「タンパク尿」と、
ときには「高血圧」が
    持続して見られる場合で、原因はいろいろあるな。

 娘: じゃあ、次の「ネフローゼ症候群」は?

 父: やはり糸球体の病気で、血漿タンパク質が漏れ出る病態をいう。
    そのために、高度の「タンパク尿」と「低タンパク血症」が見られる。
    原因は、やはりいろいろある。

 娘: 「病態」は病気とどう違うの?

 父: 病態とは、病気の症状、状態のことをいう。たとえば、
    発熱とか炎症とか頭痛とかは、病気の名前ではなく、病態ということになるな。

 娘: なるほど。では、次の「糖尿病性腎症」は糖尿病によって起こるんでしょう?

 父: そう。糖尿病によって腎臓に動脈硬化が起こり、主に糸球体が傷害される。
    糖尿病の発症後10年ほどしてから症状が出始め、ゆっくり進行することが多い。

 娘: そのほかに「腎不全」という言葉を聞くけど、なに?

 父: よく知っているね。これは病気というよりは、腎臓の機能が低下して、
    体液を正常に保てなくなった状態、すなわち病態を言うんだ。
    「急性腎不全」はショックや脱水などによって起こるが、
    薬で起こることもある。でも、原因を取り除くと、治ることが多い。

 娘: ところが、「慢性腎不全」は治りにくいって言うんでしょう?

 父: そうなのだ。糖尿病性腎症や慢性糸球体腎炎によることが多く、
    食事療法や薬でだめなら、「透析」ということになる。

 娘: 今日はこわい話聞いちゃったな。予防する方法はあるの?

 父: 糖尿病性の場合は、生活習慣を改善して、糖尿病にならにように、
    また進行しないように気をつける。とにかく、異常に気が付いたら
    専門医に相談し、適切な治療を受けることが大切だね。

私も糖尿病性腎症の予備軍ではないか、
と思うようなところがあります。
健康診断の結果、少し
血糖値が高い状態です。
食生活を見直すことから始めなければ、
と思うのですが、
漬け物、関係の味見、家庭での料理に
おいて砂糖、塩の使いすぎと
頭で理解していても味的に
やはり何か足りないなーと
動いてしまいます。
「糸球体腎炎」と「ネフローゼ症候群」
それに「糖尿病性腎症」
を私の頭に、
インプットして「透析」などを
する事の無いように、きっちり
取り組まなければ
壊れたからだになりますね。

皆様はいかがでしょうか?

山都町の八朔祭で作られた造りもの
通潤橋の前に設置されています。