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からだの不思議
今からでもからだを大切にしたいとの思いで
森 正敬先生(ハンドルネーム:げのむ様)に
お願いし、「げのむトーク」を連載いたします。
NO8
げのむトーク コラーゲン物語(2) 

娘: 昨日はゼリーの途中だったよね。

父: そうだったね。ゼリーの原料は「ゼラチン」ってことは知ってるね。
   コラーゲンは繊維状のタンパク質で、水にはほとんど溶けないが、熱に弱く、少し熱を加えると、
   繊維構造が壊れて(変性して)水に溶けるようになる。これがゼラチンで、
   温度などによってどろどろになったり(ゾルという)ゼリー状のゲルになったりする。
   食用のゼリーのほかにも、日本画や接着剤用のニカワとしても使われる。


娘: ゼラチンは実際にはどうして作るの?

父: 主にウシやブタの皮や骨などから作られている。お湯で抽出するんだそうだ。ところで、昔、
   こんなウワサが広まった。インドでは、ウシは神聖なので殺したり食べたりしないけど、
   面倒を見るわけでもないので、その辺でたくさんのウシが死ぬのをテレビで見たことない?
   これを日本の商社が買い集めて、ゼラチンを作るというオハナシ。


娘: コワーイ話ね!! ゼリーが食べられなくなるわ。

父: この話はウソと思う。少なくとも今はそんなことはないので、安心して食べなさい。
   ゼラチンは消化のよいタンパク質なので、体にもいいよ。


娘: ところで、最初の質問だけど、化粧品のコラーゲンって効果があるの?

父: 皮膚のコラーゲンはちょっと深いところにあるので、塗ったコラーゲン
   (大きいタンパク質)がそこまで入っていくとは考えにくい。しかし、
   一時的に皮膚を保護する効果はあるかもしれないね。
   コラーゲンといっても、実際はゼラチンだと思うけどーーーーー。


娘: 飲むコラーゲンは?

父: これもゼラチンのはずなので、効果はゼリーを食べるのと同じと思う。
   タンパク質は(ゼラチンも)胃や腸で消化されてアミノ酸になり、吸収されて、
   新しいタンパク質の合成に使われるので、タンパク質としての栄養価はある。しかし、
   飲んだコラーゲン(ゼラチン)がそのままの形で吸収されて、
   皮膚かどこかへ行くとは考えられないね。


娘: 話は変わるけど、ビタミンCがコラーゲンと関係あると聞いたんだけど、ほんと?

父: よく知っているね! その話もすごく面白いので、
   じゃあ、次回は「ビタミンC」の話をしようか


森 正敬先生、お話ありがとうございます、
今回のコラーゲンのお話は身近に
感じる事の出来る、内容ですね。
実は娘がアルバイトへ出かけていた
会社がコラーゲンの製造をしていたようです。
時折、帰省した度、コラーゲン入りゼリーを
買って来ていました。
肌がツルツルになるよと言っていましたが。
「タンパク質としての栄養価」の方が高いのですね。
私は同じお金を使うのであれば自分には
今何が一番必要かを考えて使いたいです。

夢中で用水路の生態調査をする子供達が
うらやましいです、飲むコラーゲンなんか
必要ないですからね。