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からだの不思議
今からでもからだを大切にしたいとの思いで
森 正敬先生(ハンドルネーム:げのむ様)に
お願いし、「げのむトーク」を連載いたします。
NO9
げのむトーク コラーゲンとビタミンCの意外な関係 

父: 前回はコラーゲンとゼラチンの話だったが、コラーゲンとビタミンCに
   ついて話す約束だったね。ところで、ビタミンは学校で習った?

娘: うん。「糖質」と「脂質」と「タンパク質」が「三大栄養素」で、
   これに「ビタミン」と「ミネラル」を加えて「五大栄養素」でしょう。

父: よく覚えてるね! ビタミンは、ヒトの体内で合成できないので、
   食物中から摂取する必要がある微量栄養素だ。合成できても、
   必要量を満たさない場合も含まれるけど。

娘: 大きく「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」があるんでしょう?

父: そのとおり。水溶性ビタミンには、ビタミンB1,ビタミンB2,ビタミンB6,
   ナイアシン、葉酸、ビタミンB12などのビタミンB群と、ビタミンCがあるね。

娘: 脂溶性ビタミンは知ってるよ。”脂溶性ビタミンはこれだけ(DAKE)”でしょ!

父: ビタミンD,A,K,E だよね。このゴロはスグレモノだね。さて、
   ビタミンCは水溶性ビタミンの一つで、アスコルビン酸ともいうが、
   欠乏症は知っているかい?

娘: 「壊血病」といって、歯ぐきなどから出血する病気でしょう。でも、
    ビタミンCが不足すると、なぜ出血するの?

父: ここにコラーゲンが関係するんだ。コラーゲンが三重らせん構造の繊維状の
   タンパク質だということは言ったね。実は、コラーゲンが
   この三重らせん構造を作るのにビタミンCが必要なのだ。

娘: へー そうなんだ!もうすこし詳しく教えてよ。

父: コラーゲンには「プロリン」というアミノ酸が多く含まれているが、
   このプロリンが「水酸化」という加工(修飾)を受けて、
   はじめて三重らせん構造ができる。この反応にビタミンCが必要なのだ。

娘: ちょっと難しいけど、面白いね。すると、ビタミンCが不足すると、
   ちゃんとした三重らせん構造が作れないわけね。でも、どうして出血するの?

父: 血管の壁にはコラーゲンがあって、血管の構造を保っている。もし、
   ちゃんとしたコラーゲンが出来ないと、どうなる?

娘: あっ分かった! 血管がもろくなって出血するのだ!目からウロコね! 
   ところで、ビタミンCは「美白効果」があるといわれているけど、
   コラーゲンと関係があるの?

父: よい質問だ。ビタミンCにはコラーゲン合成のほかに、「抗酸化作用」と
   いうもう一つの働きがあるのだ。これについては次回にしよう。

ビタミンには水溶性と脂溶性が
あることは少し話に聞いていましたが
コラーゲンを作るのにビタミンCが
不足するとコラーゲン合成が出きず、
血管がもろくなって出血する、
「壊血病」にかかってしまうのですね。
やさしいく説明されていて、納得です。
私も農産物食品加工の通信教育を
受けましたので、食品成分表があります。
昔の本ですが成分的には現在とあまり
変化はないでしょう。
ビタミンCを多く含む身近な食品を
UPしてみました。野菜は煎茶が
トップでグレープフルーツ、次にパセリ、
みかん、にがうり、焼きノリ、芽キャベツ
などで、後は葉物にも入っていますね。
森先生、ありがとうございました。
お忙しい中、感謝いたします。

芦屋田農園の家庭菜園から
今年の7月の末の「にがうり」の写真です。