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からだの不思議
今からでもからだを大切にしたいとの思いで
森 正敬先生(ハンドルネーム:げのむ様)に
お願いし、「げのむトーク」を連載いたします。
No45
げのむトーク 

シイタケを干すとビタミンDが増える


 娘: ビタミンDの続きだけど、ビタミンには体内でそのまま働くものと、活性化されて働くものがあるよね。
     ビタミンDはどちらなの?

 父: よい質問ありがとう。食物から吸収されたり、皮膚でプロビタミンD3から作られたビタミンD3は、
     肝臓と腎臓で活性化され、「活性ビタミンD3」(「カルシトリオール」ともよばれる)になって働く。
     重い腎臓病ではビタミンDの活性化が障害され、ビタミンD欠乏症が起こることがある。

 娘: 腎臓は尿を作るだけが仕事と思っていたけど、それ以外にもいろいろ仕事をしているのね。
     ビタミンD3は動物性食品に含まれるということだけど、シイタケにビタミンDがあることはよく知られているよ。

 父: そのとおり。シイタケには「エルゴステロール」とよばれる、コレステロールに似た「プロビタミンD2]があり、
     これに紫外線が当たると「ビタミンD2]が出来る。だからシイタケを天日で干すと、
     ビタミンD2の量がうんと多くなる。ビタミンD2はビタミンD3とわずかに構造が違うが、
     作用はほとんど変わらない。ビタミンD2は、干しシイタケのほかに、
     干したキクラゲなどのきのこ類(菌類)に多く含まれている。一方、植物性食品には含まれていない。

 娘: シイタケは干したほうが健康によいといわれる理由が分かったわ! ビタミンDが過剰になるとどうなるの?

 父: 高カルシウム血症をきたし、肝臓や腎臓が障害され、全身の倦怠感や食欲不振などが起こる。
     食べ物でビタミンD過剰症が起こる心配はないが、サプリメントは注意が必要だ。

娘: ビタミンDは皮膚のある病気に効くと聞いたけど、ほんと?

 父: よく知っているね。ビタミンDに関する最近のトピックだ。ビタミンDはカルシウム代謝のほかに、
     皮膚の表皮細胞の増殖や分化が正しく行われるのに必要なことが明らかになった。

 娘: ビタミンAが細胞分化に必要だと聞いたけど(42回)、ビタミンDも重要なのね。
    それと、皮膚の病気とはどのように関係するの?

 父: 「乾癬」という皮膚病に大変よく効くことが分かってきた。
     乾癬は感染する(なんかジョークみたいですね!)のではないかと心配する人もいるが、
     感染する心配はまったくないよ。乾癬は、赤い発疹の上に白いカサブタを伴う皮膚炎で、
     表皮細胞の増殖と分化が異常に亢進して起こる。ビタミンDはこれを正常化する働きがある。
     乾癬は治りにくい病気だったが、ビタミンDのおかげで治る病気になった。

 娘: 乾癬の人にはグッドニュースね!

食物から吸収されたり、皮膚でプロビタミンD3から作られた
ビタミンD3は、肝臓と腎臓で活性化され、重い腎臓病では
ビタミンDの活性化が障害され、ビタミンD欠乏症が
起こることがある。ビタミンD3は動物性食品に多く含まれるが
シイタケにもビタミンDがあることはよく知られているよ。
シイタケにはコレステロールに似た「プロビタミンD2]があり、
これに紫外線が当たると「ビタミンD2]が出来る。
だからシイタケを天日で干すと、 ビタミンD2の量が
うんと多くなる。ビタミンD2はビタミンD3とわずかに構造が
違うが、 作用はほとんど変わらない。ビタミンD2は、
干しシイタケのほかに、干したキクラゲなどのきのこ類
(菌類)に多く含まれている。 ビタミンDが過剰になると
高カルシウム血症をきたし、肝臓や腎臓が障害され、
全身の倦怠感や食欲不振などが起こる。 
食べ物でビタミンD過剰症が起こる心配はないが、
サプリメントは注意が必要だ。ビタミンDは
カルシウム代謝のほかに、皮膚の表皮細胞の増殖や分化が
正しく行われるのに必要なことが明らかになった。
「乾癬」という皮膚病に大変よく効くことが分かってきた。
乾癬は感染する心配はまったくないよですって。
我が家では主人が乾癬菌を持っていてうつるのでは
と心配していましたが病院へ治療に行くようになり
足の裏が大分綺麗になったので安心しています。
しいたけ類が嫌いな主人に少しづつ上手に料理へ
混ぜ、食べさせたいと思います。