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からだの不思議
今からでもからだを大切にしたいとの思いで
森 正敬先生(ハンドルネーム:げのむ様)に
お願いし、「げのむトーク」を連載いたします。
No65
げのむトーク

EPAやDHAは体によいか?

 
 娘: 前回は、「ドコサヘキサエン酸(DHA)」が脳の働きに必要という
    話だったけど、
DHAや「エイコサペンタエン酸(EPA)」と「高脂血症」や
    「動脈硬化」との関係はどうなの?

 父: EPADHAは、血液や血管に対して2つの作用を持つことが知られている。
    1つは、「血小板凝集」を抑制して血液を
固まりにくくする、
    すなわち「血液をサラサラにする」作用がある。

 娘: そうすると、「血栓」ができにくく、「心筋梗塞」や「脳梗塞」が起こり
    にくくなるという訳ね(第
52回)。その仕組みは分かっているの?

 父: 大変難しいけど、一応説明しておこう。以前に、血小板凝集が
      「トロンボキサン」によって促進され、「プロスタグランジンI2(アイツー)」
      (「プロスタサイクリン」ともよばれる)によって抑制されることを説明した
    (第52回)。
EPADHAはトロンボキサンの生成を抑制し、
    プロスタグランジンI2の生成を促進して、血小板凝集を抑えることが分かったのだ。

 娘: 難しいけど、分かったと思う。では、もう一つの作用はなに?

 父: 血液中の「中性脂肪」や「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)」を
    減らす作用があり、動脈硬化を予防したり
改善したりする効果がある。

 娘: なるほど。EPADHAが大切なことは分かったけど、体の中で合成できないの?

 父: よい質問だ。EPADHAも「n3系(ω3系)」の「多価不飽和脂肪酸」で、
    やはりn3系の「αリノレン酸」
(必須脂肪酸)から体内で合成出来る
    (第63回)。しかし、
この能力には限度があり、
    食物からも取り入れるほうがよいと
考えられている。

 娘: そうなんだ。EPADHAは魚に多いという話だけど、どんな魚に多いの?

 父: ほとんどの魚類に含まれているが、とくに背の青い魚に多い。面白いことに、
    魚の目の周りにとくに多いことが分かっている。

 娘: 魚の目の周りがよいと聞いたことがあるけど、理由が分かったわ!

 父: 魚類と同時に、先ほど言ったように、αリノレン酸からも合成されるので、
    αリノレン酸を多く含む植物油をとることも大切だ。

 娘: 要するに、脂肪は肉類と魚と植物油とから、バランスよくとることが
      大切ということでしょう?

 父: それを言おうを思っていたのに、先を越されたな。逆に、EPADHAなどの
    多価不飽和脂肪酸をとりすぎると、出血しやすくなる
ことが分かっている。
    また、体内で「過酸化物」を生じて動脈硬化を
引き起こす可能性もある。
    したがって、普通の食物から取り入れる
ことが大切で、サプリメントは避けたいね。

EPADHAは、血液や血管に対して2つの作用を
持つことが
知られている。1つは、「血小板凝集」を
抑制して血液を固まりにくくする、
すなわち「血液をサラサラにする」作用がある。
 それと後1つは血液中の「中性脂肪」や
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)」を
減らす作用があり、動脈硬化を予防したり
改善したりする効果があるそうですね。
その中でEPADHAは魚に多いという話だそうですね。
魚類に含まれ、とくに背の青い魚に多い。
面白いことに、魚の目の周りにとくに多いことが
分かっているのですって

人間の体って本当に不思議に出来ているのですね?
普通の食物から色々な種類を自然に摂取すること。
バランス良く採ることで健康な体を作る事を学びました。
今朝の大雪で綿帽子をかぶった「万作」の花です。3月に
入って春になったり、大雪だったり、花達も震えあがっています。
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