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からだの不思議
今からでもからだを大切にしたいとの思いで
森 正敬先生(ハンドルネーム:げのむ様)に
お願いし、「げのむトーク」を連載いたします。
No68
げのむトーク
 鉄は赤血球を作るのに不可欠
娘: 友人がダイエットしたら「貧血」になって、「鉄剤」を飲んでいるよ。

父: 無理なダイエットをすると、食物からの鉄の摂取が足りなくなって、
  「鉄欠乏性貧血」を起こしやすい。無理なダイエットをしないことが大切だ。
  では今日は、「鉄」の話をしよう。鉄は体のどこに多く含まれているか
  知っている?

娘: 「赤血球」の中に含まれている「ヘモグロビン」に
  含まれているのでしょう?

父: そのとおり。ヘモグロビンは「血色素」とも呼ばれる
  「ヘムタンパク質」(「ヘム」を含むタンパク質)で、酸素を肺から
  体のすみずみまで運ぶ働きをする。ヘムは赤い色をしているので、
  ヘモグロビンは赤く、赤血球も赤い。体内には3〜4gの鉄があるが、
  その中の約66%がヘモグロビンに含まれる。

娘: そのほかにはどこにあるの?

父: 約26%が「フェリチン」(フェリは酸化鉄(三価鉄)の意味)という
  タンパク質の形で、「貯蔵鉄」として肝臓などに蓄えられている。
  そのほかは「ミオグロビン」(筋肉に存在する酸素貯蔵タンパク質)
  などに含まれている。

娘: 血漿中にもあるでしょう?

父: 鉄は血液中を「トランスフェリン」というタンパク質に結合して
  運ばれる。トランスファー(運ぶ)フェリ(鉄)ンだから覚えやすいね。

娘: すると、鉄は主にヘモグロビン、ひいては赤血球を作るのに
  必要なのね。赤血球は毎日どれくらい作られるの?

父: 赤血球の寿命は「約120日」で、毎日4〜5万個の赤血球が
  骨髄で作られ、同じ数の赤血球が脾臓などで壊されている。
  これだけの赤血球を作るのに20〜30mgの鉄が必要だ。
  赤血球の合成や分解は大切で面白いので、改めて
  取り上げることにしよう。

娘: ヘモグロビンが分解されるとき、タンパク質の「グロビン」部分は
  アミノ酸に分解されるよね。ヘムのほうはどのように分解されるの?

父: ヘムから鉄が外れて、残りは「ビリルビン」という物質に
  分解される。「ビリルビン」は「黄疸」で蓄積する物質だ。
  これについても改めて話をしよう。遊離した鉄(20〜30mg)の
  大部分は再利用されてヘモグロビンの合成に使われるが、
  ごく一部は捨てられる。

娘: 鉄は毎日どれくらい捨てられるの?

父: 鉄の排泄は1日に1mgくらいで、同じ量の鉄を取り入れる
  必要がある。ただし、女性は1回の月経で約20mgの鉄を失うので、
  鉄欠乏による貧血を起こしやすい。

娘: 実際には、鉄はどれくらいとればいいの?

父: それについては次回にしよう。
3月の大雪後3日目ほどが過ぎていた
でしょうか! 山都町の通潤橋に
大型バス3台で小学生がお弁当を持って
降り立ちました。遠足でしょう?
雪が残る晴天の暖かい日
お弁当が済むと始まりました、雪合戦です。
子供たちは雪が好きなんですよね。
雪だるまを作ったり、とても楽しそうでした。
ちょうどカメラを持って出かけた私は
思わぬシャッターチャンスを頂きました。
この様な事はほとんど見る事の出来ない
風景ですので子供たちに感謝です。

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